FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ホリスティック・ヘルスとヨーガ療法3


一般的にヨーガ教室で実践するアーサナや呼吸法が、
私たちの身体へどのように作用しているのか、
一歩ふみ込んで理解することができたでしょうか。

しかし適切な運動、適切な呼吸ができていても
健康を守れるとは限りません。
心理的な不調和から、疾病が生じることはままあります。

心身相関疾患といわれる、心の乱れが原因となって生じる疾患には
ストレス病とも言われる糖尿病や胃潰瘍、
また身近なところでは腰痛などがあります。

今回はヨーガの心理的作用と、
ホリスティック・ヘルスの実現についてお話していきます。

3)低次の心理(感性、知性)次元
道路には法定速度が決められています。
それ以上にスピードを出せば、事故に繋がります。
心のスピードも出し過ぎれば、人生の事故に繋がりかねません。
心のスピードを測るものさしは、自らの内側にあります。
ヨーガの実践で、まずは内側にあるものさしを磨き、
自らの心に対する気づきを重ねていきます。

<第一段階> 心のスピードを緩め、内側へ集中する
・アーサナは、ゆっくりしたペースで行います。
・アーサナでは、筋肉が緊張したり緩んだりする感覚をよく意識します。
・呼吸法では、呼吸の長さや速度などをよく意識します。
<第二段階> 自分に対する気づきを得る 
・心の働きをリラックスさせ、抑圧されている種々の感情を解き放し、自己の心の問題への気づき。
・心の乱れから生じる病気(心身相関疾患)は、心理的要因が大きく影響する事に対する気づき。
・好き嫌いの過度の反応、先入観や偏見、人物の性格を思いゆがめる考え方が、
内なる不調和状態を肉体にもたらすことへの気づき。
・ヨーガムドラー、サイクリックメディテーションで、心に決意を固め、意思を強くする。

4)高次の心理(智恵)次元
私たちは幼少時より、学校や家庭での教育やしつけを通して、論理的思考や情緒、
先人の智恵を学びます。
しかし個々に重ねる経験により、智恵が覆い隠されたり、誤解されたりもしていきます。
知らず知らずに身についていった思考傾向は、薬の効かない不調和を心身にもたらしていきます。

ヨーガ療法の拠りどころは、伝統的なヨーガです。
ヨーガ療法では、紀元前より今に伝わるヨーガの聖典の智恵に自らを照らし合わせることで、
内側に潜む不調和の根を見出し、智恵の入替えを行っていきます。

<聖典の智恵による、考え方を見直す方法>
  シュラヴァナ(聴聞)
  マナナ(繰り返し熟考)
  ニディディヤーサナ(無心、沈思黙考、瞑想)

・幸福とは何か? ・苦悩はなぜ生じるのか? ・死とは何か?
聖典の智恵を聴聞し、自分自身を繰り返し熟考し、無心で沈思黙考することで
錯覚に陥った考え方を根本から修正します。
考え方が変容することで、内側に宿る力が発揮されていきます。

5)歓喜を知る
こうして自分の考え方を根本的なところから修正できれば、
幸福とは身体の内側からもたらされるもので、
この世の事物を所有する事や、肉体の快感からもたらされるものではないという、
具体的な気づきを得ることができるはずです。
自分の内側に歓喜があることに気づくことで、人間存在まるごとの調和が得られるのです。

***

さて
3回にわたりヨーガ療法によるホリスティック・ヘルスの実現についてお話してきました。
人生の真の目的は、達成に向けた意思の力によって、
ホリスティックに健康な状態を手に入れることだと
ヨーガは教えます。
各次元におけるヨーガ療法の実践で、深く根づいたストレスや、
緊張感の原因となる感情的な不均衡を根絶して、
ホリスティックな健康を実現できるようになるはずです。

スポンサーサイト
プロフィール

愛岐ヨーガ

Author:愛岐ヨーガ
愛知、岐阜でヨーガ療法(ヨーガ・セラピー)の
活動を行っています。
お問合せは、お気軽にどうぞ。
aigiyoga@gmail.com

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。