スワーミー・メダサーナンダ師講演会まとめ その2

「バガヴァッド・ギーター」18章「解脱の道」
非利己的な仕事の道、見返りのことは考えず全ての人の中に神を見て
行為をお供えすることがカルマヨーガ。

何が一時的か、永遠かを識別して永遠の存在を見出すのがギヤーナヨーガ。

心、感覚を制御して自分の本性を悟るのがラージャヨーガ。

感情を神様に向けるのがバクティヨーガ。
いつもは家族、親せき、友人という一時的な存在に向けている感情を永遠のものに向ける。
家族は今生だけのもので一時的な存在。神は永遠、無限、絶対であり、
神様に対する愛がバクティである。

四つのヨーガは矛盾しない。最終的には同じ道。現代の預言者、シュリ・ラーマ・クリシュナの言葉
「信仰の数だけ道がある」は「バガヴァッド・ギーター」の教えと同じ。
全ての目的は同じ、全ての悟りの結果は同じ。

人生の目的は「自分の本性を悟る」「神様を悟る」「真理を悟る」この3つは同じこと。
「内なる自己」がアートマン、「大いなる自己」が神様。
サット(絶対の存在)、チッタ(絶対の意識・知識)、アーナンダ(絶対の至福)
ペットボトルの水と、海の水の本性は、H2Oであり同じ。

「バガヴァッド・ギーター」の中には沢山の方法がある。
デパートの1フロアが全て女性の服で埋め尽くされているように、
この教室にいる全ての人がそれぞれ違う服を着ているように、
全ての人に全て違う服があるのは、好みがバラバラだから。

主婦の作る料理も、消化力の弱い子供にはスパイスの少ないものを、
消化力の強い子供にはスパイスの強いものを作る。

感情が豊かな人はバクティ、働くのが好きな人はカルマ、
考えるのが好きな人はギヤーナ、瞑想が好きな人はラージャヨーガ。

「バガヴァッド・ギーター」は悟りの方法のデパートであり、
何が好きか、自分の好みと力を考えて選べる。

アートマン、ブラフマン、宇宙は永遠であり体が無くなってもアートマンは無くならない。
「内なる自己」であるアートマンを殺したり燃やしたりできない。

「バガヴァッド・ギーター」のシンボルは
「体が無くなっても『内なる自己』は無くならない。我々の本性は永遠である」
 体に対して間違った考えを持っているときは病気や死を前にすると恐怖が出てくる。
しかし、自分がアートマン、「内なる自己」だと悟れば体が無くなっても大丈夫とわかる。

寝ている間に地震が来ることもある。
ショーペンハウアーも「バガヴァッド・ギーター」を勉強していて
「寝ているときに蛇が同じ部屋にいても怖くない。蛇が噛んで体が無くなっても
『内なる自己』は無くならない」

親せきが死んでも別の存在になって生きる。
粗大な体=肉体は無くなっても「内なる自己」は無くならない。
人は古い服を捨てて新しい服を着る。アートマンは古い体を捨てて新しい体を着る。
古い服を捨て、新しい服を着るときに喜びがあるように、死ぬときは新しい体になるという喜び、
新しい体を得て、また自己成長できる。

ブラフマンは絶対の真理、宇宙の中にしみ出ている。
自分の中から宇宙を出し、宇宙の中に入り、また戻す。
蜘蛛が自分の中から糸を出し、引き戻すのと同じこと。
全ての意識、魂の中に神がいる。全ての生き物の中に神がいる。現れ方が違うだけ。

「バガヴァッド・ギーター」は真理の悟りをするための実践的ヒントであり、
心、体のコントロール、食事や飲み物の種類、人格についても書かれている。

心のコントロール法 
目の対象は景色、耳は音。感覚がいつも対象にむけられているとコントロールできない。
心で感覚をコントロールすること。しかし、心にもネガティブなものが出てくる。
心は知性でコントロールすること。知性=良心。両親が子供をコントロールするように、
良心で悪い心をコントロールすること。さらに知性の上にはアートマンがある。

トリグナ=3つの性質 サッドヴァ、ラジャス、タマス。
我々の性格は3つのグナが混ぜ合わさっている。
5つの要素(地、水、火、風、空)で3つのグナは作られる。
宇宙の全ての生き物と物質に、全ての要素とグナがある。

人生の目的「永遠の安定した幸せ、至福が欲しい」
仕事、働きをしながら、どのように平安を得るか。
頭で良い悪いは分かるが、制御できない。
心、うぬぼれ、怒り、嫉妬、眩惑、否定的な感情があり、心の欠点があるのは
3つのグナが入っているから。

タマス 怠け者 動きたくない、暗い、いつも暴力
ラジャス 働き過ぎ、うぬぼれ、怒り、嫉妬
サットヴァ 慈悲、純粋な愛、調和、普遍的、親切、真実

我々の中にタマスとラジャスが沢山あると心のコントロールができない。
自己成長=悟りの意味は、心、感覚のコントロール。
「我々の心の状態は何か」は「バガヴァッド・ギーター」を勉強すればわかる。

今の心の状態は3つのグナがどれくらいの割合になっているのか、
自分の心の状態がわかれば、一つ一つ解決しやすい。
心の中にはサットヴァもある。タマス、ラジャスを無くしてサットヴァを実践すること。

食事、働き、喜び、生活の全てに三つのグナが現れていると
「バガヴァッド・ギーター」には書いてある。

タマスの食べ物では怠惰に、ラジャスの食べ物では落ち着きが無くなり、
サットヴァの食べ物を食べると落ち着く。
自分が何を食べると、どのような性質が出るかを観察すること。
インドと日本では食事は違うが自分で経験して決めること。

喜びにも3つのグナがある。始めは甘く、後は苦い毒になるのは酒など。
始めは苦く、後は甘いのは瞑想など。
心を静かにすると、人間関係が良くなり仕事もできる。
いつも自分の喜び、楽しみの種類を調べる。最初と最後を比べること。

その3へ続きます。
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プロフィール

愛岐ヨーガ

Author:愛岐ヨーガ
愛知、岐阜でヨーガ療法(ヨーガ・セラピー)の
活動を行っています。
お問合せは、お気軽にどうぞ。
aigiyoga@gmail.com

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