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スワーミー・メダサーナンダ師講演会まとめ その1

9月8日(日)の講演会「ヴェーダー聖典を学ぶ(バガヴァッド・ギーター)」の
まとめをお伝えします。





 
テーマ「ヴェーダー聖典を学ぶ(バガヴァッド・ギーター)」

震災の起きた昨年は「ポジティブに生きる」「逃げないで立ち向かう」
「心配事の90%は起こらない」ことを学んだ。
今年は海や森のように深淵で厖大なサンスクリットの聖典の中から、そのエッセンスの
「バガヴァッド・ギーター」を学ぶ。

生きている間に全ての聖典の勉強はできないが、そのエッセンスを知ることで
人生で何が必要かを学び実践することができる。
聖典の勉強は、学者や生徒や先生にとっては仕事、目的となる。
しかし、信者にとっては聖典の勉強は、実践して生活を助けるため、
やる気や至福を得るためであり、生活の目的ではない。

「バガヴァッド・ギーター」の目的は神聖になり、至福になるためであり、人生にとって大切なもの。
ヒンズー教にもキリスト教にもイスラム教にも聖典は沢山あるが、そのエッセンスを知らないと
何が正しいのか混乱してしまう。

一つだけエッセンスがあれば実践的で、安定した幸せを得られる。その一つだけを挙げるとすれば
「バガヴァッド・ギーター」。インドだけでなく、世界中の人に好まれている。
翻訳も沢山あり、日本にも少なくとも8冊の翻訳がある。

「バガヴァッド・ギーター」の冒頭
「全てのウパニシャッド聖典は牝牛であり、それから牛乳を搾り取るのは
牧童であるクリシュナである。プリターの息子(アルジュナ)は、そのミルクを飲む子牛であり、
清らかな知性を持つ賢者たちも同様にこのミルクを飲む。
この甘露のミルクこそが、偉大なる不滅のギーターなのである。
(『シュリーマッド・バガヴァッド・ギーター』日本ヴェーダーンタ教会発行より引用。)」

喜びを叶えても一時的であり、永遠の至福はどのように得られるかという知識がウパニシャッド。
「全てのウパニシャッド聖典は牝牛」「牛乳を搾り取るのはクリシュナ」
ミルクを飲むように「バガヴァッド・ギーター」を毎日読むこと。

科学の勉強は今生、「バガヴァッド・ギーター」の勉強は来世、解脱。
「バガヴァッド・ギーター」を覚えて忍耐し、悟りまで頑張れば永遠になる。
「バガヴァッド・ギーター」はウパニシャッドのエッセンスであり、
「バガヴァッド・ギーター」だけでウパニシャッドの勉強ができる。

「バガヴァッド・ギーター」の浅いシンボル(概念)は「戦い」。
従兄弟同士の戦いについて書かれているため
「なぜ暴力の助言がされているのか?」
「神とは愛、慈悲深いものではないのか?」
「アルジュナは敵の中に先生や友人や親せきがいて戦いたくないのに
クリシュナが『戦え』と助言するのはなぜなのか?」という疑問が出る。

クリシュナは暴力の助言をしているのではない。
非暴力を唱えたガンジーも「バガヴァッド・ギーター」を好んでいた。
「バガヴァッド・ギーター」のシンボルとは
「カルマ(働き・仕事・行為)から離れて生きることはできない」

体の中から欲求的なラジャスが現れる。
自己成長のために、良く生きるためにも仕事が必要。
仕事によってストレスが出るが止めることはできないとき、
「バガヴァッド・ギーター」にヒントがある。

「あなたの義務は止めてはいけない」
カーストには、聖典の勉強をし、霊的な教えをするブラーミン、
戦い、国のマネジメントをするクシャトリヤ、
ビジネス、農耕に携わるヴァイシャ、
肉体的仕事をするシュードラがあり、日本にも士農工商があった。
自分のカーストの仕事をして悟る。シュードラでも悟ることができる。

アルジュナも戦いが義務である。
ブラーミンへの助言は「聖典を教えなさい」
主婦への助言は「自分の仕事をよくしなさい」

瞑想や識別や信愛による悟りの道もあるが、働きをしながらの悟りの道もある。
義務を放って森に入ってはいけない。
先に自分の義務を行うこと。

「バガヴァッド・ギーター」は「どのように武器を使って攻撃し、どのように守るか」
という助言ではなく「人生の目的は自分の働きをしなければならないとき義務を果たす」

主婦の仕事は簡単ではない、戦いである。戦車を使う戦いをするのがアルジュナ。
人生の目的は「真理を悟る、神聖になる、永遠の安定した幸せ、平安」
それらをどのように与えるか。その方法とは「自分の毎日の働きから離れないこと」

その2へ続きます。
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プロフィール

愛岐ヨーガ

Author:愛岐ヨーガ
愛知、岐阜でヨーガ療法(ヨーガ・セラピー)の
活動を行っています。
お問合せは、お気軽にどうぞ。
aigiyoga@gmail.com

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